かっこいいディテールをただ詰め込めば
かっこいい洋服が仕上がるわけではなし
なにが主役かわからない映画が
感情移入しにくかったり
コントラストのないものは、
なんだかストーリーが感じられず、味気ないものです。
絵を描く際
山を主張したければ、それを惹きたてる川や鳥が必要であろうし
目に見えない音楽であっても、
グルーブにのせられると、涙が溢れてくるわけで
つまり、細部には神(役割)が宿るということ。
そのバランスが大事だということです。
不規則なようで、規則正しく動く
自然界の法則は
人にも、人が生み出すものにも言えることだし
美しさを生む基本だと思っています。