今回山奥まででむきおばちゃんに交渉して
やっとのことでゲットしてきた
1920−60年代頃の手織りの生地。
おそらく日本ではここにしかない
特別で高貴な素材を、どういかすか妄想し
それに興味があるショップ様と打ち合わせを繰り返し
3パターンの
ジャケット、カーディガン、ベストを
創ることになった。
古い生地のシームはほとんど
ミシンのステッチがなく手縫いで施されている。
それがとてもかっこよく、なにかほかにない魅力のような気がしていて
自分が創るとしてもその要素を取り入れたいと考えていた。
ということで、
ほとんどの工程を手縫いでおこなうことになったのです。
20−25日かけて織られる素材なんて
ほとんど現行ではないに等しいし
裁断することすら勇気がいることで
いろんな想いが溢れるわけです。
新しい時代というより
どんな時代でも大切にするべきものは
変わらないと想うし、ただそれを味わってゆきたいと想う。
世界のいろんなひとたちと
共有していけることを信じて