一日中、手縫いをした次の日の朝
全身が重く、肩から指先にかけてしびれている。
壁にかけた出来立ての洋服を眺めながら
オーダーしてくれたかたの笑顔を想いつつ
定められたような暮らしのサイクルのなか
挽きたての珈琲の香りに包まれ
永久に続いていくようで
もろく変化してゆく日常を、深くあじわう。
今日は個人オーダーのサンプル製作
僕が古着屋で働いていた頃から
ずっとオーダーし続けてくれているお客様
いまだせる最大限のレベルで、創作します。
みなさまも、良い一日を。